SHUKUHUKU 2023立春の香「SHUKUHUKU」は、植物を主原料としたall naturalのハンドメイド・インセンスです。煙が人の体内に入ることを考慮し、使用する素材や精油などは出来るだけオーガニックのものを厳選しています。インセンスの表現として、線香の形にしたのには意味があります。一本あたりの煙の量が最後まで一定であること、簡単に折ることができ、燃焼時間や煙の量などを好みで変化させられること、他の香りと一緒に焚くことで自由に香りを組み合わせられること、つまり、主体的に香りの楽しみ方の幅を広げることができるのが、線香の形だと思います。今回作成した香りは、立春を迎え、新しい春の始まりに意識を良き方向へフォーカスできるよう浄化とリフレッシュの2種類をテーマとしました。皆様の日常をときめかせ、ふとした変化をもたらす。植物たちの持つそんなエネルギーをお届けできれば幸いです。N/inco【こちらの製品は受付終了いたしました。ありがとうございました。】商品説明A. 「Hello, beautiful」キーワード:楽園、リフレッシュ、インスピレーション2023.02.10 10:57
クリスマス特別企画「THIS IS ME」Happy merry Christmas !はちみつバードクリスマス特別企画「THIS IS ME」にご参加いただいた皆さまより素敵なエピソードや作品の数々が届けられました。それぞれのかけがえない物語と共にpeacefulなひと時を過ごせますように。夏色インコより、LOVEを込めて。2021.12.25 11:00
手前のいきさつ二十数年間、創作みたいなもんをやってまいりました。「好き勝手にやってこられて良かったね、羨ましいこった」と思われるやもしれないが、当人においては際限のない暗黒時代の他ないよ。(いつも素寒貧、将来を台無しにしている自覚故w)バンドやって、(同世代でバンド経験者って腐るほどいるのよね)上手くいかなくて映画をやった。映画で躓くと一人でやれる小説に臨み、やはりモノにならず逃げるように再びバンドを組んだ。それもメンバーが死んで決定的な終わりへ。もう二度と誰かと何かをやるのはごめんだと思った。だから懲りずに一人でやれる小説を書き出して、あと一歩でというところで届かなかった。物書きは最後の砦だという悲愴感めいたもんがあったから、諦め切れずにしがみついてきたけれど、僕の作風は文壇においては低俗露悪、ライトノベルに持っていけば純文学になっちまう。どこにもハマれない作風文体を年月かけて作り込んできたことを考えると、あまりにも皮肉というか馬鹿げてる。2021.11.24 11:00
YAMANEKO LEATHER grip strap 「go with」ラインナップはちみつバード2021七夕感謝企画として、期間限定で販売いたしましたカメラ用ストラップ「go with」にたくさんのご注文をいただき、誠にありがとうございました。2021.09.06 11:00
畏くもBTS©️LUGINSKYこちらの記事やら何やらを読んでくれているような連中……連中じゃなくて、方々であればご存知だろうけども(手前が執拗に自慢した故……)、僕らの映画もどき『LUGINSKY(ルギンスキー)』は2021年4月に開催された香港国際映画祭の招待作品に選ばれました…… あの日、その知らせを受けて大喜びしたアタクシは、さっそく家族に「香港国際映画際にお呼ばれされたぞ! すげえだろうがあ!」と伝えたところ「あ、そう。ところでBTSがさあ~」と返された。あんまりじゃないですか……BTSについて書くってのは非常に恐れ多くあれなんですが(あれとは?)「にわかのくせに!」だとか「売名だろうが!」だとか叱られるんじゃないかしらと、ええ、はい……(売名やれるほどの名声なんてないんだけどね……)(これ、情けないよね……手前の無名の程度を説明するのって……)まあ、いいや……どう思われても……もとより多くに好かれるような人物のそれでもねえからな……(こういうのを開き直りという)BTSのリーダー、RMさんのソロ曲。滅法、好きだ……本心。普段、専らラップを担当している彼ですが歌ってもすんごく良いのよ~ファンの人達からすりゃ、「そんなことはとっくに知ってる、今更、お前みたいなのに説明されるまでもねえんだよお!」と言われちまいそうだけど、うん……RM 'forever rain'2021.07.11 11:30
2021七夕感謝企画「#愛されフード」はちみつバード七夕感謝企画「#愛されフード」にご参加いただいた皆さまより特別で愛しいフードがたくさん届きました。それぞれの煌めく物語と共にpeacefulなひと時を過ごせますように。夏色インコより、LOVEを込めて。2021.07.07 11:27
ヤマネコレザーデビュー記念「Special Talk Lee✖️uguisu 」今回は、はちみつバード発のクラフト系ユニット「ヤマネコ」の主力メンバーであるりーさんとuguisuさんの特別対談です。2人の出会いや、ヤマネコに対する想い、そしてヤマネコとして初めてオンライン販売されることとなったカメラ用のグリップストラップ「go with」の誕生秘話、製品に対するこだわりなどを思う存分語っていただきました。ヤマネコ自由はカッコいい。他の誰かじゃない、自分が認めるという、自由。ちょっとだけ、どっかの方向にいびつな3人が組むクラフト系ユニットです。 ・・・・・ 機械設計士が作るユニセックスで自分の「欲しい」を追求した ヤマネコレザー。持っている自分を好きになるような、レザーにとらわれないレザーアイテムを目指します。スタンダードがどこか偏っているけれど、それを見せずに社会で生きている普通の人たちへ。 2021.06.18 11:00
鬼滅の刄を観られぬ理由©️LUGINSKY窓際の卓にて、お紅茶を頂きながら、冬めいた往来の来ては過ぎていくそれを眺める、こうした過ごし方をやれる人間じゃねえんだ、俺は。もとより窓際の席に案内されねえのよ。きまって便所の傍になる。こちらの頻尿を察してのことなのか、それともこちらの風体が集客を妨げるという不安の判断なのか、どちらにせよ、あんまりだ。ともかくとして、こちらは紅茶みたいなのをやりながら普段の神経衰弱に浸っていたわけだ。貧乏ゆすり、卓を指で叩き続けるってのをやめられない。落ち着かず、目は血走り、便所に出入りする奴らの呆けたツラ眺めては舌打ち…… 加えて、盗み聞きなどやりたいわけではないけれども、自然として他の席でお喋りしている奴らの声が、他人のお喋りなんて聞きたかねえんだけれども、誓って盗み聞きするつもりはないのだけども、勝手に入ってくるんです。(そうですかい……)「号泣」がうんたらかんたらというところから始まって、「泣けた~!」と続いて、俺はかっとなり、勢いよく尻を椅子から引っぺがし 彼ら(若いお兄ちゃん二人)(わりと恰好良い)の席によろめきながら向かい、「涙腺と前立腺、どっちか引きちぎってやるから選べyo~」なんてことは言いません。言えなかった。便所の傍で俯いたまま彼らのお喋りの続きを聞いているだけだった。「やっぱスゲエわ」「なにが?」と黙ったままアタクシは訊ねた。黙ったまま。「鬼滅の刃、原作も面白いよ」と兄ちゃんが教えてくれた。ここから本題なんですがね(前置き、なげ~なあ……)さて、僕はまだ観ていないというよりも観られないのよ。その理由について、ええ、はい(誰も知りたがらねえよ、そんなもんは…)さんざっぱら手前の学生時代(90年代~00年代~)について云々やってきましたが、僕が通っていた東京の山の手の半端なお坊ちゃん(成金のご子息多め……)付属高等学校、強固なスクールカースト蔓延る何処かの刑務所みたいな学び舎には、掟、ご法度みてえなのが幾つかありましてね、アニメ(ルパン三世は一部許されていた)、漫画(不良漫画は除く)、アイドル音楽、洒落てないものすべて、つまりはオタクっぽいことは一切するな、やってもいいけど最下層へどうぞ、というような向きがありました…… ※これは学内から発生し通用していたというよりも、週三で実施される合コン、そこで関わり合いにならざるを得ない女子高生の皆様からの要請のため、自然としてそうなったという経緯がございます、ええ、はい。 ※つまりは掟というよりも、それを破れば成り行きとして合コン参加資格を失うっていう方が解りいいかな……僕は映画を日に3~4本(専らレンタルビデオね……ビデオ……)観るようにしていた……(よくよく顧みると映画を現実逃避の術にしていたきらいがありますね……)(じゃあ、そうなんでしょうね……)音楽は環境音楽(なんで?)、実験音楽、ニューウェーブ周辺、BEAT UK(なつかぴー)なんかで仕入れてきたあらゆるそれらを聴いていたわけなんですが、こうした習慣はご法度の枠に当たらずとも、ダメなのよ。当時の世代、僕らの掟においては。(大袈裟だな……)例えば合コンにて映画のハナシなんてやれねえの。やったら終わりだ。そもそも彼女達のハナシは「どこで遊んでんの?」ここから始まる。8割以上が。遊んでないわけだ。こちらは。近所のレンタルビデオ屋に通い詰めて、映画ばっかり観てます。クラブで使用されないような暗い音楽聴いてます。泣きながら。(当時、同級生がクラブのイベント打ってお金儲けしていた……高校生が)とにかく、こうした映画やら音楽やらのハナシがやれないわけだ。合コンに慣れない頃、というよりも行く度に嘲笑されて改めなければ神経が持たないと悟るまでは、「この間、観たやつで『ストレート・トゥ・ヘル』って映画が~」とか「『ドッグ・イン・スペース』って映画知ってる~? お勧め~」とか「バビロン・ズーのスペースマンって曲なんだけど~」とか語る語る。相手は白けるどころか僕の隣を空ける。避難だね。嗚呼……そして「あいつ変じゃね?」「ダサいよね、着てるもんもおかしくねえか」という声が上がります。まあ、ダサい、おかしいと言われても仕方がなかった。映画かなんかで観て憧れちまったヒッピー、モッズ、70sロックスター、とどめに西部劇(マカロニの方)、こうした国境と時代を越えた恰好を真似るだけじゃなく綯い交ぜにして、(真似るだけでも滑稽なのに混ぜちゃいかんよなあ…殊に西部劇はなあ…)仕上げにモミアゲを顎まで伸ばしてたらよお……「着てるもんおかしくねえか」と気味悪がられても至当だと思いますよ……そんで、僕は暗かった。どんなに変な恰好しようと、映画やら音楽やらについて独りよがりなハナシ垂れ流そうと、僕はものすんごく暗かったそうです。暗鬱なんですね。何をどうしても。暗い上に相手の反応が悪いと拗ねる。拗ねて自棄を起こして皮肉なんかを繰り出しちまうもんですから、まあね……ダサい、暗い、嫌な奴、救いようがねえわな。畢竟は「今度から呼ばないでよ、あいつ」という扱いへ至る。それでも行くんだよ。俺は。当時の浮ついた時代の所為なのか、否、アタクシの強迫観念といいますか、童貞、彼女なし、これは不幸の他ないではありませんかという妄執……故、どんなに「あいつ、ヤバくね~!」と嗤われても俺は逃げない。挑んだよ。週三回。こうした試練、挫折の連続を経た上、ある映画を観たのがきっかけとなり(また映画かよっていうね……)僕は映画や音楽のハナシをしなくなった。ヤバい洋服も捨てた。ヤバいと言われないような身なりに改めた。もとより関心の薄かったアニメやアイドルといったコンテンツ(コンテンツですって!)からは一層離れていった。離れるというよりも無縁に等しい。もはや女の子の関心を得るためだけにお喋りする機械になった。徹底的な仮面、モテたいという執念の権化、暗鬱な手前自身をひたすら軽薄に見えるよう努めた。僕が努めて馬鹿になるほど軽薄な振る舞いに及ぶほど、 彼女達のこちらへの扱いは軟化していきました……僕は普通の学生となって、(普通ではなかった。いいえ、皆、普通ではなかったのです…ん?)青春時代のそれらしいタガの外れた色恋にも辿り着き、クリスマスイブやバレンタインデーに寝込むような事情からは抜けられた。(どんだけイブやらバレンタインデーやらを気にすんのかっていうね…)変身大成功と言いたいところだが、これが原因なのかどうか解らないけども、数年後、青年時代の終わりにおいて、手前は自分探しというモラトリアムの迷宮にどっぷりと長く陥ることになります……最悪よ。ともかくとして、斯様な時代の様子、モテたいという強烈な動機で以て、オタク文化と呼ばれてきた何かと絶縁して過ごしてきた現在のアタクシ、そんな人間から見える今の世間の変わりはマジで信じられねえ……美少女アニメらしきキャラクターの等身大パネルに群がり、人目を気にせず撮影し、パネルに寄り添って自撮りまでやるような青年達、(これは批判ではない。マジで驚いただけなのよ、その光景に)ツイッターのアイコンがアニメから持ってきた代物なんてのは普段の光景であり、シネコンの上映作品の半分がアニメだったり何だり~「時代が変わったんだなあ」と思わせるばかりでなく、「俺は再び非メインストリームな人物になっちまったのかもしれねえ」という不安まで思うようになっちゃった。(不安ってなあ……w)『鬼滅の刃』のヒットについては周囲から聞こえるようになり、薦められる機会も増えてきた、そんでハナシは最初に戻るわけよ。お紅茶飲みながら神経衰弱の最中に、お兄ちゃんたちのお喋りがどうたらこうたらというところへ。 知り合いが(親しくないので僕がどういう奴なのかを知らない)観なよ、面白い、凄い、絶対と、そりゃあ熱心にね。はい。「漫画は山下ゆたかさんのやつが一等なんだよね~」※山下ゆたかさんの『暴虐外道無法地帯ガガガガ』『ノイローゼダンシング』は僕が読んだ漫画において至上です。本心。「さんまアニメはちょっちね~」と幾ら断っても知り合い(そんなに親しくない。なので~)はぐいぐい推してくる。「DVD貸してあげるから観なよ、PCで観られるでしょ」とテレビで放送されたやつだかなんだかを録画したもんなのかな? それを持ってきてくれてね……流石に突っ返すわけにもいかねえからお家で観ましたよ。貸してくれてありがとね。可愛いキャラクターがヤッパ振り回してた……やっぱり僕は映画版の方、観られそうにないなあ……それは作品がどうのこうのじゃなくて、また世間が云々ではなくて、僕が時代遅れになっただけなのよ。あれだけ苦労して変身したというのに、再び非主流の感覚、それどころか旧い型の人間になっちまったよ~という与太話やるためだけにだな、こんなしつこいネチネチしたもんを書いちまったというね…… text by haiena2020.12.26 11:00