情熱の手しごと




特に、このブランドのファンというわけではないのだ。

だが、おそらく誰もが一度見たら

この美に圧倒されるのではないだろうか。


人間の手により生み出される、芸術的な美しさ。

贅を尽くす、という言葉があるが、

贅とは何か。

それはなにも、金銭で測れる価値ばかりとは限らない。


自らの持つ情熱と時間を限界まで捧げた結果、

その作品はまさに、「愛」の結晶として

目の前に立ち現れるものなのである。





何気ない日常を大切に。


それは紛れもなく真実をうたった言葉であろう。

だが、命がけでそこから飛び出したいと

願う魂もある。

そんな一粒の情熱の火種から生まれ、

大きく燃え広がったここまでの、美。


ココ・シャネルという女性。

思春期のころ、彼女の日常は

暗い孤児院の中にあった。



はちみつバード

わたしたちの日常はふと、 ノスタルジックなファンタジアに彩られる。 わたしだけが選べる、わたしだけのかわいい日常。 ことばと。写真と。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 夏色インコ

    2018.06.06 09:52

    @ジョー10年以上前かな?シャネルの伝記を読みました。 映画もあるので、観てみたいですね^ ^ 彼女の自分を律する力はものすごかったようで、私は彼女みたいな人生は大変そうだと思ってしまいますが、服飾の仕事一筋だった職人気質の私の母は、少しだけ似ているところがあるのかも?と、今ふと思いました。 レボリューションとか、そういうのじゃないんですけどね。 ジョーさんは、人生果敢に攻めてるように見えますよ♬
  • ジョー

    2018.06.05 22:53

    ココシャネルって孤児院育ちだったんだね・・・ レボリューション良いねぇ ドレスを短くして、ウエストを解放して 日焼けした肌を見せる・・・ 時代を作るってのに憧れる。 そんな強い心は持ち合わせてないんだけどね(笑)