Rayの星詠み ★秋分 新しい季節の始まり


皆さま、こんばんは。

新しい季節がやってきました。今日は秋分の日。秋の始まりです。

秋は収穫する季節です。私達が現在手にしているものは何か?

何に愛情を注ぎ、丁寧に育んできたのか。

「自分である」という答えが返ってくるかもしれません。

私が私を丁寧に育んでいる真っ只中であると。自分の持って生まれた肉体、価値を磨いて、これから広がる世界に役立てたり、自分の人生を楽しく生きるために。


秋分の日は、天秤座という星座に太陽が移動するタイミングです。天秤座は秋分の日から始まる星座で、丁寧に育んできた自分自身という価値そのものを、他者と自分が共に生きる場を作るために、新しい世界の扉を開いていく星座です。


私自身も最近、誰かと関わることでより自由になれることを実感していました。

「ひとりで事に携わる方が自由で気楽」という思い込みをここしばらく持っていた気がしますが、誰かやみんなと関わることで拡がるし、お互いに手と手を携えることでパワーが倍増し、より自由になれる感覚を味わっていたのです。


秋分の日のタイミングは、丁寧に育んできた自分自身の価値を実感するタイミングです。

これから広い世界に向けて生きていくために、あらゆる人々と出会いながら、「小さな外交」をたくさん結んでいくのです。その経験を積みながら、あらゆる人々と共に自分が生きる場所を手にしていきます。


そのために、現在自分が手にしている愛するものや好きなもの、手塩をかけて育んできたものに目を向けて、その心地よさに浸る感覚を味わってみてください。これまで自分の手で育んできたように見えて、いつも誰かの存在や言葉、人の手によって支えられ、育まれてきた事を実感するのではないでしょうか。


自分が手にしているものを何よりも愛すること。喜ぶこと、受け取ること、実りを実感すること。どんな小さな事だって良いのです。その思いがこれから生きる新しい季節を支えていきます。







text & photo by Ray

占星術家、英国IFA認定アロマセラピスト、執筆家。
星と香りと共に、 人生の航海を謳歌するための活動をしています。 
Ray's Ensemble主宰、名古屋在住。




はちみつバード

わたしたちの日常はふと、 ノスタルジックなファンタジアに彩られる。 わたしだけが選べる、わたしだけのかわいい日常。 ことばと。写真と。

0コメント

  • 1000 / 1000