「常に移り変わる世間のモノサシに合わせるのではなく、
自分の好きなものをまっすぐ素直に愛することができる目線」
トップページにあるはちみつバードの「コンセプト」抜粋です。
はちみつバードをフォローしてくださっている面々を覗いてみると意外にも男性が多く、
始めた当初の予想と比べると嬉しい誤算。
「自分の好きなものをまっすぐ・・・・・」
・・・・は男女関係なく、
ここに訪れてくれる人はみんな世間のモノサシにとらわれない面々なのでしょう。
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しばしお休みを頂いて復帰第1弾は
編集長の夏色インコさん計らいのもと、
自分のお誕生月と同時にはちみつバードのお誕生月となりました。
今回は初心にかえりuguistyleの「モノサシ」を。
『はちみつバードの身近な生活スタイル。懐かしい乙女心。』
こちらがuguistyleのコンセプト。
懐かしい乙女心を代表してサンリオのおまけをご紹介します。
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1975年から今でも続くサンリオのおまけ。
サンリオファンシーショップでお買い物をするとシールで貼られる「プレミアム」。
何がついてくるかはお店のお姉さんの心ひとつ。
薄い紙袋にシールで貼られたおまけたちは
時にミニバックだったり
バッジだったり
それはそれはたくさんの種類がありました。
なけなしのお小遣いで買うときもあれば
ひとつだけよとお許しもらって買ってもらうときもあり。
レジのカウンターがちょうど目線と同じ高さで、
包んでもらう間背伸びしてお姉さんの手元を監視します。
あぁ、それは持ってるの……
あっちのピンクをつけて欲しかった……
新しいやつだ!
そんな悲喜交々の「おまけ」たちは
家に帰るとそうっとシールからはがされ宝物の缶へしまわれていくのです。
長い年月を経た可愛いおまけ。
懐かしすぎて嬉しくて可愛くて泣けてきます。
なんてなんてキッチュで
いちいちレトロな細かさ・・・・・・・。
そんな遠い昔のプレミアムたちがなぜ今、手元にあるのか?
女子大を卒業して花のOL生活が始まる頃
興味のあることはお恥ずかしながら「今の自分」だけ。
思い出の品など眼中になく一気にごみ袋に入れて捨てようとしたら
今は亡き祖母が
「捨てるなら私にちょうだいな」
……と言うのです。
「こんなに可愛いもの捨てられないわ」
目の前から邪魔になったものたちがなくなるのはこれ幸い
とばかりに缶ごとドッサリそのまま彼女に託しました
それから何十年もたっておまけたちの救世主も一昨年旅立ち、
ふと気がつくとあの頃の可愛いものたちが
その頃の缶のまま押し入れにきちんと並べられていました。
懐かしい乙女心は「誰かの助け」を借りて今も健在です。
世間のモノサシにとらわれない「自分のモノサシ」は、
もしかしたら
たくさんの周りのひとに支えられているのかもしれません。
懐かしい乙女心。
また少しずつご紹介させてください。
text & photo : uguisu
4コメント
2019.05.24 23:41
2019.05.24 14:01
2019.05.15 12:35