How deep is your love
結婚式でこの曲を使うと知ったのは
式、当日の朝でした。
市ヶ谷の今はもうないフランス料理店で
こじんまりとした人前式のウェディングパーティーを催しました。
式のほとんどは二人で準備をしましたが
どうしてもBGMだけは自分で選びたいと。
遅刻ギリギリで式場に現れた夫が持って来たのがビージーズのこの曲でした。
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https://www.youtube.com/watch?v=bFR_VtmcMu0
サタデー・ナイト・フィーバーという映画が公開された頃のニューヨーク。
少年時代の夫が住んでいた街はハドソン川を挟んですぐの場所でした。
多分耳に馴染んだ思い出の曲だったのかもしれません。
直前までBGMが決まらず当時のわたしは相当おろおろしていましたが
結果素敵な曲をセレクトしてくれたことに
感激したのを覚えています。
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夫はいつもわたしに想像以上の感動を与えてくれます。
わたし一人では知ることもない色々な世界を
少々理屈っぽく話す姿がとても好きなのです。
多分、誰にも理解されない感覚だと思いますけれど。
鉄道写真にも全く興味がありませんでしたが
気付けばすっかり鉄道写真に魅了されている自分がいます。
はじまりはいつも夫の好奇心から。
必ず「一緒に行く?」と声を掛けてくれることが嬉しくて。
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今回の写真は「仕草」とは違いますが
夫婦の一つの形を表した一枚を選びました。
つがいの蝶がひらひらと飛び回っている光景。
ピッタリくっついているわけでも、平行に飛んでいるわけでもなく
お互いのペースでひらひら飛びながらも
つかず離れずにいる姿が
まるでわたしと夫の関係のようだな。
そんな風に思えることが
少し誇らしく、そして嬉しくもあります。
How deep is your love?
あれから22年。
今でもその応えは変わらぬままです。
photo & text by sui
4コメント
2018.12.12 01:19
2018.12.11 14:12
2018.12.11 11:15